事例紹介

老舗仕出し屋の歴史をつなぎ、次世代の食産業につなぐM&A事例

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  • ㈱まるい弁当は、明治43年創業の100年を超える老舗仕出し弁当の会社であり、苫小牧市では、JR北海道の駅弁や元祖ホッキ飯などで有名な会社である。69才を迎える福原社長にはご子息が存在するが、承継の意志はなく、従業員にも経営を承継できる人材はいなかった。従業員の生活を守り100年を超える歴史を繋ぐため、第三者へ承継することを検討し、苫小牧信用金庫へ相談した。

    苫小牧信用金庫では、精肉卸業を主たる事業とする㈲あおやまの2代目社長が興味を示していることをお伝えし、交渉が始まる。精肉卸業と仕出し弁当との事業の融合は、様々な販路のほか許認可などを得られることとなり、「1+1=3以上となるシナジー効果」を生むスムーズな承継が進むこととなった。令和元年8月に株式譲渡契約書を締結してM&Aを完了した。