事例紹介

庭師4代目から生花店の庭師事業部(新設)へ事業引継ぎ

  • M&A

    YouTube
  • 【「庭のふかさく」から「フローラル花づくし」へ事業引継ぎ】~旭川信金連携案件

     庭のふかさく(造園施工管理技士:代表深作良夫66歳)は、祖父の茨城での庭師から4代続く、札幌周辺のお客様を中心に年間専属契約の担当者固定、常に庭の状態のチェック(先に気づく)により、セキュリティの厳しいお客様より高い評価を得ていました。代表は、高齢化と後継者不在のため、お客様を引き継いでくれる第三者承継を希望し(最悪廃業も視野に)、旭川信金琴似支店の担当者に相談していました。

     一方、有限会社フローラル花づくし(西区2店舗:代表取締役(2代目)横山典和38歳)は、生花以外にブライダル系の花の造作などの多方面の場面の花の提案や造園業者との取引有りと幅広く手掛ける地元の人気店で、経営の新しい柱として、類似の造園業に興味があり、旭川信金の担当者へ相談していました。

     旭川信金から当センターヘ相談が入り、個別に深作代表と横山代取と面談し、M&Aの手順の説明や譲渡・譲受条件をヒアリング後、秘密保持契約書締結後、双方でのトップ面談を実施し、深作代表:横山代取の人柄と造園にも精通している点を、横山代取:深作代表のサービス業に徹している姿勢に感銘を受け、冬囲いをはずす時期の現地見学を経て、8月に事業譲渡契約書の締結となりました。横山代取はさっそく庭師事業部を立ち上げ、スケジュール的には、今年度は見習い期間として現状体制で実施し、来年度からはお客様を引継ぎ、深作代表の支援を受けながら新体制で実施する予定となっています。